マニーペニーを演じてきた歴代の俳優さんたちです

初代 ロイス・マックスウェル 1927年2月14日生まれ．マニーペニー役として第1作ドクター・ノオから連続14作（ロシアより愛をこめて，ゴールドフィンガー，サンダーボール作戦，007は二度死ぬ，女王陛下の007，ダイヤモンドは永遠に，死ぬのは奴らだ，黄金銃を持つ男，私を愛したスパイ，ムーンレイカー，ユア・アイズ・オンリー，オクトパシー，美しき獲物たち）に出演．23年間に渡ってMの秘書を演じつづけ，Q役のデズモンド・リュウェリンにつぐ出演回数である．アシスタントがついたときもあった．ボンドとの軽妙なやり取りも必見．

2代目 キャロライン・ブリス 1961年生まれ．ティモシー・ダルトンがボンド役になると同時にマニーペニー役に就任．出演はティモシー・ダルトンと同じ2作（リビング・デイライツ，消されたライセンス）．出演回数は少ないが，両作品とも劇中でストーリーに絡む存在である．

3代目 サマンサ・ボンド 1962年11月27日生まれ．ピアース・ブロスナン（ボンド），ジュディ・デンチ（M）らと同時にマニーペニー役に就任．出演は最近4作（ゴールデンアイ，トゥモロー・ネバー・ダイ，ワールド・イズ・ノット・イナフ，ダイ・アナザー・デイ）．5代目ボンド役のピアース・ブロスナンが降板を表明したため，「自分より若いボンドは考えられない」と彼女もこの役を降板した．物語の設定上カジノ・ロワイヤルには登場しない．