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ここではデロリアンに関する最近の話題を紹介します. とりあえず旧ページで紹介していたものを掲載します.

◇デロリアン氏 逝去

共同通信による記事によれば,2005年3月19日,この世にDMC-12を送り出したジョン・ザカリー・デロリアン氏が脳卒中に伴う合併症のため,80歳で逝去されました.

デロリアン氏は1925年1月6日,アメリカのミシガン州デトロイトに生まれ,クライスラーやGMに入社.ポンティアックGTOなどの開発に携わり,一方で「自分の自動車会社を作りたい」という夢を持っていました.GMの副社長にまで昇格しましたが,自らの夢を実現すべく,北アイルランドにデロリアン・モーター・カーズを創立.(のちに)唯一の製品であるDMC-12を世に送り出しました.しかし会社経営はうまく行かず,生産は約2年間で終了し,自らは麻薬のおとり捜査で逮捕,会社は倒産してしまいました.その後,麻薬の容疑については裁判で無罪とされ,DMC-12は映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の劇中でタイムマシンとして活躍し,再び脚光を浴びることになります.

その後もたびたびテレビに出演して,今後の計画などを話す場面が見られましたが,その内容から「計画」とは新車の開発であると思われます.その新たな目標を持っていたものの近年自己破産していました.某海外のデロリアンのホームページによれば2ドア・2シーター,60mile到達が3.5秒で,価格は$17,500程度のものを考えていた模様.どのような車だったのか是非見てみたいものでしたが,残念です.

私はいつまでも夢を追い続けてるという氏の考えに同感です.いつまでも夢を持つということはもちろん大切ですが,それを実現させるための努力を惜しまない部分があってこそ,夢が達成されたときの価値が高まると思います.しかし行動に移すという部分がほとんどの人にとっては最も高い壁だと思いますが,結果がどうであれそれを乗り越えられるかどうか試してみることは,何もしないよりも良いと思います.夢を持っている人もまだ持っていない人も,実現させるためにがんばっていきましょう.

Live the dream .....

◇ITS世界会議にて

2004年11月に名古屋で開催された第11回ITS世界会議の会場にて,なぜかデロリアンを発見.よくよく見てみればトヨタ博物館所蔵のものだそうです. せっかくなので写真を撮ってきました.

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